【昔話】ヤクザの彼(前編)

昔話。過去の記憶

19の時、風俗で働いていた私。

その頃お客さんで知り合った彼の話。

見た目は全然タイプじゃなくて、アプローチされた時も付き合う気はしなかった。

なのになんで付き合ったかというと

『絶対に俺のことを好きにさせてみせる!』だの

『幸せにしてみせる!』だの

自信たっぷりにアプローチしてくるから、お試しで付き合ってみることにした。

思い返してみても、私はなぜ付き合ったんだろう?ナゾすぎる…

(当時は告白されて断ることを知らないくらい色んな人と付き合ってた)

歳は1つ上でカッコいいより可愛い系。

背は低く、少しおデブちゃん。

おちょくられてるか調子乗ってるかのどっちかみたいなクラスの人気者タイプ。

毎月きちんと美容室に行くし、小綺麗で清潔感あった。

服装はいつも仕事着のスーツ。(ビジネススーツではなくて立ち襟の夜系の黒服さんとか着てるようなやつ)

稀に見る私服は、高いブランド服なのに似合ってなくて超絶ダサめ。

仕事は営業。

(ソーラー発電の訪問販売とか言ってたな)

自称ヤクザ。

(ヤクザというより、暴走族してます感の方が強い。)

親友を紹介されたことがあって、その友もヤクザ。

彼曰く、ほんまもんは見た目も仕事も普通の人と変わらないらしい。

彼はお酒が飲めなくてそのせいあってか、

食事にこだわりあるようで、私が普段行けないような料亭とか割烹とか連れてってくれた。

付き合ってみてもやっぱり好きにはなれなくて、すぐ別れた。

好きになれないどころか、

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ん?!

ぇえ‥‥?!

って思うことの方が多かった気がする。

おもしろかったけど。

どんな風におもしろかったかというと、

ある日仕事帰り会う約束していて

帰り道にあるいつものコンビニで待っているという話だった。

コンビニが見えたころ

彼がこっちに向かって足を引きずって歩いてきた。

?????

私〉‥‥‥‥どうしたの?(ポカーン)

彼〉ちょっと…、そこで、喧嘩…してきた…

(痛そうにしてるけど猿芝居みたいに見えて、コントかリアルか分からない)

私〉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥えっ、なんで?

〜話を要約すると〜

コンビニの前に2人組のチンピラがいて邪魔だったから1人で絡んでったら(いつもは1人で2人や3人くらい相手にしても勝てるんだけど)思ってた以上に強い奴等でボコボコにやられてしまった。

〜〜

↑ということでした(; ̄◇ ̄)

よく見れば、スーツの上着は肩の所から袖が片方取れかかっていた。

そのあとは、痛いよ〜と甘えてくるから心配をよそおっておいたけど

いやいや、ただのお馬鹿じゃん!!!

自分から行ったんだ…笑

あの足を引きずりながら歩み寄ってくる彼の姿が忘れられない。

後半へ続く。

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